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ワインは人類最古のお酒!?ワインの歴史を紐解く

ワインは人類最古のお酒とされる

ワインを語る上で必ず知っておきたいのが、ワインの歴史です。
ワインは、お酒の中でも最も長い歴史を持つとされていて、人類最古のお酒として大昔から人々の舌や鼻を楽しませてきました。
それが今もなお多くの人を魅了しているわけですから、本当にワインは素晴らしいお酒です。

人類最古のお酒とされるワインですが、その起源ははっきりとはわかっていません。
ただ、次々とワインが大昔からあったという証拠が見つかっており、その起源は現在から徐々に遠ざかってきています。
例えば、紀元前2000年頃に書かれた「ギルガメシュ叙事詩」にワインが登場し、これが最も古い記録ではないかとされていました。
しかしその後、文字として残されているわけではないものの、紀元前5000年ほどのものとされる遺跡からワインを作っていた痕跡が発見され、さらにその後に、紀元前8000年のものとされる陶器からワインが作られた痕が見つかっています。

紀元前の世界にはどのような情景が広がっていたのか全く想像もつきませんが、それほど昔からワインが作られていたことは、どうやら間違いなさそうです。
紀元前5000年頃には現在のビールに繋がるお酒が作られていたと言われていますが、それよりもはるか数千年前にワインがあったとすれば、やはり人類最古のお酒はワインであると言ってもいいのでしょう。

『ギルガメシュ叙事詩』第11の粘土板
http://www.y-history.net/appendix/wh0101-009_1.html

元々はコーカサス地方で作られていたとされる

ワインは世界各地で作られていたとされていますが、その一つの起点となったのは、コーカサス地方であると言われています。
黒海とカスピ海の間に存在しているコーカサス山脈。
これとその周辺も含めてコーカサス地方と呼ばれているのですが、現在ではあらゆる国にまたがる形で存在しており、非常に多様な文化や宗教を持った人たちがこの地域には暮らしています。

もちろん、ワインが作られていた時期には、こうした状況ではなかったでしょう。
では、なぜこの地がワインの発祥の地となり、盛んにワイン作りが行われていたのでしょうか。
それは、ぶどう作りに適した環境が整っていたからと考えられます。
実際に、ぶどう栽培の歴史を調べてみると、紀元前3000年頃には、このコーカサス地方でそれが始まったとされています。
果実として楽しむためなのか、それともワインを作るためなのかはわかりませんが、これほど前にすでにぶどうが人の手によって栽培されていたのです。

ワインそのものは、さらに昔から存在していました。
おそらく、この地では野生のぶどうが生息しており、それが非常に美味しいお酒となることを発見したコーカサス地方の人たちが、紀元前3000年頃に、本格的にぶどう栽培に乗り出したと考えられます。

放っておくだけでもワインになるぶどう

コーカサス地方で作られていたとされるワインですが、それは説明したように、ぶどうが育ちやすい環境であったことが主な理由でしょう。
人の手でぶどうが栽培され出す前よりもワインが作られていた痕跡があったことを考えれば、この地方でワインが誕生したのは必然だったと言えるのではないでしょうか。

そもそも、ぶどうは特に何も加えず、そのまま放っておけば自らが発酵しアルコール濃度を上げていきます。
水分もぶどうが自身で出しますし、発酵に必要な糖分もぶどうに含まれているためです。
これが、コーカサス地方でワインが誕生した理由と考えられます。
現在は非常に手間がかけられているワインですが、ぶどうが存在していれば発酵してワインになることが功を奏して、このお酒が誕生し、そして世界へ広まっていったのです。

ヨーロッパに渡り、ヨーロッパの文化と共に発展

フレンチやイタリアンなどのレストランでは、決まって様々なワインを食事とともに楽しむことができます。
このことからも、ワインといえばヨーロッパをイメージする人が多いのではないでしょか。

コーカサス地方で誕生したと見られているワインは、その後エジプトへと渡ります。
そこからギリシャ人などの手により地中海全域へと広まり、さらにはローマ人の助けを借りながら、フランスやドイツなどのヨーロッパへと広がったと見られています。

ヨーロッパのワイン文化は、宗教文化と切り離せない関係とも言われています。キリスト教の発展とともにワイン文化も発展し、あのキリストもワインを嗜んでいたことから、その関係はより強固なものへとなっていくのです。

ヨーロッパの人々が力を持ち世界中にその影響力を行使することにより、ワインも世界へと拡散していきます。
ヨーロッパのその強大な力と文化の発展があったからこそ、ワイン文化もヨーロッパへと根付き、今日の日本人の抱くイメージが定着していったのでしょう。

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